モーツァルト:交響曲第29番

コンセルトヘボウ室内管弦楽団/モーツァルト:交響曲第29番

作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756 – 1791、オーストリア)

曲名:交響曲第29番 イ長調 K.201(186a)

モーツァルトの交響曲といえば、やはり第40番や第41番「ジュピター」などが有名でしょう。中期の交響曲にしても映画「アマデウス」で有名になった第25番がもっとも知られているところかと思います。

そういった有名な曲がズラリと並ぶモーツァルトの作品のなかでは、第29番は比較的地味な存在ですが、古くはワルターやクレンペラー、あるいはベーム、カラヤンといった名指揮者の録音も残されています。

第29番はモーツァルトが10代のうちに作曲されました。管楽器はホルンとオーボエの二種類のみといったシンプルな楽器構成、若きモーツァルトの快活な作風も特徴的ですが、モーツァルトの後期交響曲、あるいは「古典派音楽」の交響曲の完成へのステップになる作品としても知っておいて損はないと思います。

演奏はオランダの名門、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成されるコンセルトヘボウ室内管弦楽団です。動画は日曜の朝におこなわれているコンサートのライブですが、演奏はもちろん、動画の画質や録音も申し分ありません。日曜だけでなく毎日聴いてもいいくらいのものといっていいでしょう。

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